とうほくやさい便の定期便には毎月ニュースレター「月替わり通信」を同封しています。野菜の魅力をいろいろな角度からお伝えしながら、その月にお届けする野菜を使ったレシピも掲載しています。
せり
宮城県名取市
せりは、爽やかな香りと歯切れの良い食感が魅力です。独特のほろ苦さからは、かすかに春らしさも。肩肘張らずにラーメンに入れても美味しいですし、ありあわせのもので(例えば、まいたけや卵と一緒に)炒めるだけでも、せりの風味が凝縮されてじゅうぶんに美味しい一品になります。根の部分がまた食感が良く人気です。
せりの魅力に気づく人が増加中!
秋田では、きりたんぽ鍋の回数だけせりがある。というほどきりたんぽ鍋の具材としては味を成立させる要となっている野菜です。せりがなければきりたんぽが中止になるほど代用がきかないのです。 もちろん鍋料理だけでなく、せりの持つ若草のような甘さを含んだ香りは、様々な料理において仕上がりをワンランクアップさせてくれます。 決してメジャーではない野菜ですが、冬に一番美味しくなったせりは東北の観光大使のようにいきいきと駆け回っています。
加えて最近では、韓国の食文化を発祥とした人気も出てきているんです。韓国では日本よりも日常的にせりを使う料理も多く、中でも焼肉と一緒に楽しむスタイルをトレンドとして、日本の若い世代や外食シーンでは注目度が上がっています。 2021年のOscar受賞作品「ミナリ」(韓国語でセリを意味します)はセリが象徴的に用いられ、心に爽やかな風を通してくれます。ホームドラマが好きな方はおすすめの一本。
ナチュラルな水に浸っておいしく育つ
せりは本来、湿地を好み自力で育つ山菜でもありますが、私たちが普段手に取るものは水田で野菜として育てられています。そのため、水資源が豊かな地域が主な産地となっています。
今回のせりの産地である宮城県の名取市、石巻市、仙台市や秋田県湯沢市の三関などが有名な産地。これらの土地では、湧き出る伏流水や沢の水を利用してセリの栽培が行われています。河川や山からの水が地下に浸透し、地層を流れる過程でろ過され、純度の高いおいしい水になる伏流水。こうした水の中でせりは雑味や苦味が出にくいやわらかな味に育つんです。
おつまみにピッタリ せりとかぶのサラダ
Ingredients 2~3人分
- せり2~3株
- かぶ1/2個
- 塩小さじ1/4
- ごま油大さじ1弱
- しょうゆ塩分が足りなければ
Steps
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01.
せりの根元を切落としざく切りにする(根はトッピング用にとっておく)かぶは 薄切りにする
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02.
かぶと分量の塩を保存袋に入れて揉み30分から1時間置く
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03.
せりに塩少々を振り塩揉みする
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04.
水気を絞ったかぶとせりを和え、皿に盛り根っこをトッピングする
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05.
ごま油を鍋で熱する。香りがしてきたらサラダの上から回しかける。醤油で塩分を調整してお召し上がりください。