寒くなり、お鍋の季節になってきましたね~
お鍋といえば欠かせないのが「ネギ」です。
ネギは寒くなってきてからが旬のお野菜で、特に今収穫できるネギは甘くてよりおいしいものが多いです。
さて、今回はネギにまつわるお話を少しだけしたいなと思っております。
植物は基本的に成長する為光合成を常に行なっています。そして光合成には葉
緑体が含まれる葉が必要となってきます。その葉にも裏表が基本的にあり、葉
の裏には気孔と呼ばれる呼吸をする小さな穴のようなものが開いています。
では、ネギの葉の裏表がどちらだか考えたことはありますか?
実はネギの緑の部分の外側を向いているのが葉の裏側なのです。裏が表を向い
ている?なんか不思議な感じです。よね〜
ネギの葉は筒状になっており気孔のある裏が外側を向いていないと呼吸ができ
なくなってしまうのでこのようになっているのです。
また、気孔が外側を向いている事により病気になるリスクが高まり、ネギの栽
培は病気との戦いなのです。
最後に、神社やお寺に行くとよく手すりなどにスライムの形をした玉のような
物を見かけると思います。
あれ、実は葱坊主なんです!ネギの匂いが悪いものを近づけないと言うことか
ら葱坊主を模した飾りがついているそうです。
これから年末を迎えて神社やお寺に行く機会があると思いますので是非見てみ
てください。